絵を描くと経験値が溜まりレベルが上っていくソフト「DrawingClicker」がとっても楽しいので紹介させて頂きます!!
行動経済学の用語に”現在志向バイアス”という言葉があります。
わかり易い例として以下のような命題があるとします。
・今すぐに100ドルもらう
・来週に200ドルもらう
多くの人は“今すぐに”という「確実性」が”来週”という「不確定要素」を上回るために「今すぐに100ドルもらう」を選択します。
このように人間の意思決定プロセスは”目の前の幸福”を過大に評価しやすく、より未来に設定された大きな目標や目的を達成し難くなるように出来ています。
しかしこれは逆説的に短期目標の有用性も明らかにしていると言えます。
今回紹介する「DrawingClicker」はそういった側面から見ても非常に興味深い試みかと思います。
神絵師になる予定だけど絵を描きたくない!そんなあなたのために
絵を描くと経験値が貰えてレベルが上がるソフトを開発しました!モチベーションの維持などにどうぞ!
#DrawingClicker
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October 18, 2019
「DrawingClicker」は”絵を描く”という行動が直接”経験値”として可視化され、経験値を溜め続ける事で「レベルアップ」「歓声」「実績解除」など多くのゲーム的な要素を体感できるソフトです。
世の中には様々な成長を約束してくれる書籍やサービスが数多くありますが何れも中長期的な目標や動機付けが多く、誰しもがなかなか続かなかったりする経験を持つかと思います。
しかし「DrawingClicker」を用いる事で短期目標を積み重ね「神絵師になる」という人類が須らく抱く目標の達成に近づくのは言うまでもありませんね。
上記の様な認知バイアスは人間だけでなくサルやハトなどでも確認される生物の根源的な機能ですが「DrawingClicker」は”絵を描く事”それ自体に直線的なフィードバックを添加している点が非常に斬新で刺激的です。
また経済学用語には「動機」や「誘因」と訳される”インセンティブ”という言葉があります。
簡単に言ってしまえば働きに対する「ご褒美」ですね。
インセンティブという考え方は近年の経済学では不可欠と言っていい程に浸透していますが”絵を描く”という行動にここまで直接的なインセンティブを設定したのはおそらく歴史上で初めてかもしれません。
あと単純にレベル上がると楽しいです!!
絵を描くと経験値が溜まりレベルが上っていくソフト「DrawingClicker」!!
興味のある方は下記リンクからどうぞ!!